神話の舞台がいっぱい!!





天岩戸に隠れた、天照大御神、

天照をおびき出そうと陽気に踊る、天の鈿女(ウズメ)。

ヤマタノオロチを退治した、素戔嗚尊(スサノオノミコト)。

仕事を取り換えた、山彦、海彦・・。




 


これら日本神話を代表する話、

   日本人であれば、

たいていの方がご存知であろうと思うが、

   お主はいかがかな?




神話の舞台となった伝説の地は、日本各地にあるが、

特に九州は神話の世界、そのエネルギーが今なお濃く残る、

古のロマンに満ちたところといえよう。



そのことを象徴することとして、まず紹介したいのが、

神社で奏上される祝詞の一つ、

「禊祓詞(みそぎはらいのりと)」じゃ。


まずは、その詞をご覧あれ。



みそぎはらえのりと

禊祓詞

たかあまのはらにかむづまります かむろぎ かむろみのみこともちて
高天原に神留坐す 神魯岐神魯美の命以ちて

 すめみおやかみいざなぎのみこと つくしのひむかのたちばなの 
皇御祖神伊邪那岐尊 筑紫日向
をどのあはぎがはらに けがれはらひたまひしときにあれませる
小戸阿波岐原に 禊祓ひ給ひし時に生れ坐せる

はらひどのおおかみたちもろもろのまがことつみけがれをはらいたまえ
祓戸の大神等 諸の枉事 罪穢れを祓い給え

きよめたまえとまをすことのよしをあまつかみくにつかみやほよろずのかみ
清め給えと申す事の由を 天津神国津神八百万の神

たちともに あめのふちこまの  みみふりたてて きこしせと
等共に 天の斑駒の耳振り立てて聞食せと
かしこみかしこみまをす
恐み恐み白す






参拝者の穢(けが)れを清める祝詞であるが、

赤字で表記したところは、九州に今でも残る地名だということ、

ご存知であるか!?


筑紫は、福岡・佐賀県に、「筑紫平野」や「筑紫野市」などとして残っておる。


神話では、伊邪那岐と伊邪那美の2神による国産みで、

淡路、四国、隠岐に続き、4番目に生まれたのが

筑紫(島)で、それは九州全体を指しておる。


ちなみに、筑紫に続いて壱岐、対馬と九州の島が生まれ、

さらに佐渡、本州と、八つの島が誕生し、

日本は、大八島(おおやしま)と呼ばれるようになったんじゃ。


日向・橘・小戸・阿波岐原は、宮崎にその地名が現存しており、

日向は、宮崎のことで

阿波岐原は、伊邪那岐が禊をし、

三貴子を始めとする神々を生んだ地とされておる。


三貴子(さんきし)

伊邪那岐の禊で生まれた、自己の生んだ神々の中で、
最も貴い神であるとしたので、この名が付きました。

天照 伊邪那岐の左目から生まれたという、太陽神。

月読 伊邪那岐の右目から生まれたという、夜を統べる神。

素戔嗚 伊邪那岐の鼻から生まれたという、海の神。 





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このような神話に残る世界を探求し、

日本人の内に受け継がれた日本神話の神々様のエネルギーを

皆の衆に感じてもらいたいのー。



上記の他にもたくさんの神話や古代に関係するお勧めの場所があるけん、

アセンション三種の神器の「パワースポット」で

どしどし紹介していこーと思っとるから、

皆さま方も是非、参考にして楽しんでくだされ。











なんだか、

めでたいの〜〜〜!!!
 
 









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